デリヘル開業|女性向けデリヘルも届出は必要なの?

女性向けのデリヘル開業のご相談をいただきました。

デリヘルと言うと、お客が男性で女性がサービスするものと思われがちですが、逆パターンももちろん存在します。

デリヘルでのサービスは基本的に異性に対して行う場合が該当するので、当然その場合も警察への届出は必要となります。

ちなみに無店舗型営業(デリヘル)について風営法の条文では、「~異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業~」となっているので、同性同士でのサービスについては警察への届出はいらないことになります。※念のため確認はしたほがいいかもしれません。

男性向けのデリヘルは現在飽和状態なので、新規に開業するのであれば最初から広告費に結構な大金を突っ込まなければ営業を軌道に乗せるのはかなり難しいです。

それに比べ、女性向けデリヘルについてはまだまだニッチ産業なので、うまくすれば地域の市場を独占できる可能性があります。

デリヘルではサービスする側のプレイヤーの質が重要ですが、女性向けデリヘルはまだまだ少なく、また、性風俗産業は高額収入が見込めるので男性の求人も意外と質の高い人が集まる可能性もあります。

しかし問題なのは、ニッチ産業なだけに認知度が異常に低いことです。

需要はあっても知ってもらわなければ利用してもらうことはできません。

競合は少ないかもしれませんが、どちらにしても広告費にはそれなりの額を見込んでおくことが必要となってくるでしょう。

それでも男性向けのデリヘルの営業が難しいだけに、女性向けは今後増えていくかもしれませんね。

 

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行政書士 光野井良浩