キャバクラの構造変更は工事の前に変更承認申請が必要!
大幅な構造変更は警察へ事前に申請が必要
キャバクラの店内の構造変更をする場合には、変更届又は変更承認申請を行う必要があります。
変更届はテーブルセットや照明などの軽微な変更の場合に必要な手続きで、変更承認申請は店内の面積が変わってしまうような大幅な変更を行う場合に必要な手続きとなります。
似たような手続きですが、この2つの手続きには大きな違いがあり、変更届は事後の申請となりますが、変更承認申請は事前の申請となります。
客席にある間仕切りの増減、客室を広げる又は狭めるなどこのような変更の場合には客室の面積が変わってしまうため変更届ではなく変更承認申請が必要となります。
また、手続きの内容にも大きな違いがあり、変更届は提出すればほぼ終わりですが、変更承認申請は書類審査の後に実際に現地にて検査が行われることになります。
変更承認申請は変更前の図面が必要
変更承認申請では、店内の変更前の構造と変更後の構造を見比べるため、変更後の図面だけでなく変更前の図面も用意しなければなりません。
申請時の書類等を紛失してる場合には、現状の図面と変更後の図面の2通りを作成しなければならず非常に手間と時間がかかる手続きとなるため、専門の行政書士以外ではこの手続きを行うのは非常に難しいと言えるでしょう。
実地調査で問題なければおよそ10日程で許可が下りることになります。
このように変更承認申請は非常に手間暇がかかる申請となっているため、大幅な構造変更をご検討の際は弊所までご相談ください。