【風営法許可】行政書士によって費用が全然違う?相場はどのくらい?

風俗営業許可の相場は15万~20万程

風俗営業許可の取得を行政書士に依頼すると、現在の相場は15万~20万程度でしょうか。

そもそも行政書士の費用は自由設定なので事務所によって価格設定はバラバラですが、高いところは30万~という事務所もあると思います。

ちなみにこれは風俗営業許可取得に対する行政書士の報酬の分のみなので、これ以外にも警察へ支払う申請手数料や保健所の許可を取るための費用も別途かかります。

保健所の許可から風俗許可までをトータルで依頼した場合、申請先の手数料込みで安くても22万円~24万円程度はかかると思います。

頼むほうからすると安いほうがいいにきまってますが、やはり「安かろう悪かろう」も気になるところだと思います。

高いのはイヤ・・だけど安すぎだと確実に許可を取ってくれるか心配・・

たしかにわからなくもありません。

しかし、行政書士へ仕事を依頼する場合は必ずしも費用が安い行政書士が仕事ができないわけではありません。

 

専門特化してるから安い?

行政書士は取扱い業務を専門特化している者も多く、専門化として数多くこなしているからこそノウハウがあり価格を安く提供できる場合があります。

逆に専門特化せず、業務を広く浅く取り扱っている行政書士の場合はノウハウがなく許可取得に時間がかかってしまうため価格を高くせざるを得ない状況があります。

風俗営業許可の業務を専門特化している行政書士事務所は非常に少ないですが、この理由として、風俗営業許可は行政書士の業務の中でも作業が少し特殊なことがあげられます。

風俗営業許可申請では行政書士の専門分野である書類等の収集、作成以外にお店内部の測量と図面作成の作業があります。

店内の測量と図面作成には非常に多くの経験を必要とするため、ほとんどの行政書士はこの作業ができず風俗営業許可の業務を扱うことができないのです。

また、申請先が各地域の警察署となっていますが、行政書士の扱う業務で申請先が警察署という業務は少なく、警察との折衝に慣れていないのも理由の一つと思われます。

懇切丁寧に教えてくれる役所関係と違い、警察の場合はそっけない担当の人も多いですからね。

 

逆に専門特化してるから高い?

しかし、専門特化している行政書士がみんな価格を安く設定しているわけではなく、逆に専門特化しているからこそ価格を高めに設定している場合もあります。

行政書士の仕事は技術料込みなので、他より早く許可を取れたり、他では取れなかった難しい許可を取ることができたりすれば当然そのような事務所は希少価値があがりますから価格を高く設定してもお客さんは来るわけです。

同業者が扱っていないレアな業務を扱っている行政書士にこのようなパターンがみられることがあります。

この他は個人事務所、法人事務所でも価格設定に違いはありますが、少なくとも行政書士に仕事を依頼するのであれば、まずはその業務に専門特化している行政書士を探したほうが間違いは少ないのではないでしょうか。

 

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行政書士 光野井良浩