カウンターだけのお店は深夜営業届でいいの?

「カウンターだけのスナックは風俗営業許可は必要ないでしょ?」

 

たま~に見聞きする言葉です。

 

ようするに、カウンター越しにお客とおしゃべりするだけなら接待にあたらないでしょ?

 

という解釈だと思われます。

 

が、、必ずしもそうとは限りません。

 

ボックス席でお客の隣に座ってお客と話すのは接待で、カウンター越しにお客と話すのは接待に当たらないという解釈はありません。

 

はっきり言ってしまえばカウンター越しでも特定のお客とある程度の時間おしゃべりをしている場合は接待に当たります。

 

ただしその「ある程度の時間」とは厳密に時間が決められているわけではないので、外見上接待に当たるかを見極めるのは難しいでしょう。

 

そういうこともあり、カウンターだけのお店は風俗営業許可でなく深夜営業届で済ましているお店が多いのが現状です。

 

営業者から見ればお店の営業が接待に当たらないのであれば、深夜営業を取ったほうが営業時間に制限もないのでメリットははるかに大きいと言えるでしょう。

 

ただし、お客とカラオケを一緒に歌ったりすることは接待に当たるので注意しましょう!

 

一人で営業している小さいお店であれば深夜営業届でも問題ないと思われますが、ガールズバーなどの営業形態の場合は風俗営業に当たる可能性も高いのでよくご検討されることをオススメ致します。