許可が下りるまでの過ごし方
「風俗営業許可がおりるまで営業はダメなんですか?」
ご依頼の度にかなりの高確率で受ける質問ですね。
この質問については、なるべく許可が下りるまで営業をしないことをオススメしますが、必ずしも営業ができないわけではありません。
なぜなら、飲食店許可はすでに取得できているので居酒屋のような形であれば営業が可能だからです。
当然接待営業はできませんので許可が下りるまで、従業員がお客の隣に座って談笑したり、一緒にカラオケを歌ったりすることはできません。
また、深夜営業の許可(届)であれば、許可が下りるまで夜12時を過ぎて営業はできません。
よくあるケースで、すでに営業を始めてから許可を取得する場合はどうでしょう?
当然申請から許可が下りるまでは接待営業は自粛するしかありません。
申請中に警察に違法営業がバレた場合は、最悪は逮捕され申請も取り下げになります。
2ヶ月間売上が無くなる又は減ってしまうのは痛手ですが、違法営業が警察に見つかったときのほうがダメージがはるかに大きいので許可が下りるまでは自粛するようにしましょう。
許可申請中に警察による店内の調査が1度行われますが、店内を見れば現在営業しているかは一目でわかります。
許可申請中にも関わらず営業しているとなると、許可が下りるまでの間接待営業などをしていないか警察も目を光らせていることでしょう。
世の中には許可を取らずに違法に営業しているお店も非常に多いですが、せっかく真っ当に営業を始めようとしているわけですから正直者が損をすることがないようにしましょう。