ガールズバーで接待ダメ!従業員に理解してもらってる?

今開業するならキャバクラよりガールズバー!?

キャバクラの開業を辞めて、ガールズバーを開業する方が非常に増えているようですね。

キャバクラより店舗も小さくていいので、開業資金も少額で人件費が安いのも魅力的ですよね。

営業時間が長い分の人件費はかかりますけどね。

 

 

ガールズバーは営業時間に制限がない

そしてなにより、ガールズバーの最大のメリットは何と言っても営業時間の制限がないことです。

反面、キャバクラは午後12時までしか営業できません。

 

営業のピークが10時以降のキャバクラにとってお店を12時に閉めなければならないのは死活問題です。

この点を考えてキャバクラではなくガールズバーを選んで開業する方が多いようですね。

しかし、ガールズバーでは営業時間による制限がない反面接待営業ができません。

 

接待の代表的なサービスは、

・お客の隣に座る

・お客の煙草に火をつける

・お酌をする

・一緒にカラオケを歌う

 

などこれらの行為は接待にあたるためガールズバーではできません。

接待の詳しい解説は⇒こちら

ガールズバーで働く女の子はあくまでホステスではなくバーテンダー扱いとなります。

 

 

カウンターだけの店でも接待とみなされることはある!?

ガールズバーではお客の隣に座ってのサービスができないため

ほとんどのガールズバーではカウンターのみの構造

になっているところがほとんどです。

これは警察から接待とみなされないための対策ですね。

 

ですが、カウンター越しだから、または、隣に座ってないからと言って接待とみなされないわけではありません。

 

以前聞いたケースでは、警察の立入調査の際にお店に警察が入って来た後も気にせず従業員の女の子がお客と立ち話をしていたところ「これは接待している」とみなされたということがあったようです。

 

問合せの際によく聞かれるのが、「お客の対面で話すなら大丈夫ですよね」と聞かれることがありますが、先のケースのように、接待とはお客の隣に座ってのサービスに限定されていません。

 

当然、カウンターしかないガールズバーであっても状況により接待をしているとみなされることはあるのです。

 

 

お店の女の子には接待の内容を理解してもらおう!

今後もガールズバーは増えていくことが予想されますが、営業者だけではなく、その店で働く従業員についても接待営業の内容について十分理解しておくことが必要となります。

 

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行政書士 光野井良浩